■世界に関して
■パンドラ計画に関して
■謎自体に関して
■ガンダムネタ
■プロレスネタ
■その他
■INDEX
■▲▼ 世界に関して
◇綾のいる世界
◇「世界」の捉え方
◇なぜ突然世界は崩壊したのか?(崩壊の原因)
◇崩壊した世界をどうやって再構築したのか?
◇侵食された世界をどうやってリセットするのか、なぜリセットできるのか?
◇主人公の世界と睦月の夢の世界と綾の世界との関係
◇月の世界での時間や疲労の概念
◇影が逃げるのは何故?
◇泉美編で綾が戦闘している場所はどこ?
◇主人公=パンドラだとしたら夫役は誰?
◇なぜ無人の街を往復できる人間が複数いるのか?
◇誰のどの記憶が本物なのか?
◇昼の世界は綾が、夜の世界は睦月が作ったものなのか?
◇そういや、綾たんの世界は「どこ」に存在してたんだろうな。
主人公のいる世界とパラレルな感じなのか?
▼ あっちの世界で綾の為に動く電車とかとヘジホッグみたいに敵意を示すものがあるしなあ。
漏れはあっちの世界が意志を持ってその結果作り出されたのが綾で、
睦月はそれを快く思って無いから排除しようとしてるんだと理解したが。
▼ 綾の世界ってのは、睦月の夢の世界とはまた別モノ。
元々主人公の世界と綾の世界でパラレル世界だったのが、
主人公の世界が崩壊しかけて冬木たちがパンドラプロジェクトの名前で
主人公の世界の形を保存するため睦月の夢の世界を作って、
睦月の夢の世界が両者の狭間に作られたために綾の世界を侵食し、
綾の世界が崩壊した上、主人公の世界にフィードバックしたと。
そんな邪推をしてみますた。
▼ やっぱり睦月の夢に閉じ込められた世界が「真実」で、
彼らにとって「日常」は模倣に過ぎないということなのかな。
▼ イギリス児童文学には全く明るくないんだけどー
そっち方面の妄想とか諸々が具現化した世界が、綾のいるあちら側だとしたら、
あの世界は睦月の心が生み出した世界なんじゃなかろーかと。
睦月の心を入れ物にしてパンドラ計画が実行されたのだけど、
本来の居場所から追い出されてしまった睦月の心が生み出した世界…とかね。
綾はそこに迷い込んでしまったアリスだったり。
フツーの世界は既に滅びてしまっていて、主人公たちもパンドラ計画によって
存在しているんじゃなかろーか。
つまり睦月の心の中で。
でも、たまに違和感を覚えてしまう人たちもいる。
それを矯正するために派遣されたのがカウンセラー。
そんなカウンセリングの現場をたまたま主人公は覗き見してしまった。
それ以降、主人公は綾をホンキで探すことを決意したんじゃなかったけか。(うろ覚え)
▽ もしかしたら、その滅びた世界(現実)っていうのが綾や睦月のいるあっちの世界…とか、
いろいろ考えられそうですね…。
◇「世界」の捉え方
▼ まあ、あれだ。
スタートレックのホログラム・デッキの住人達が祭で騒いでるんだろ。
自分達がプログラムとも気付かずに・・・
▼ このシナリオ、老荘思想が根底にあるのかな…?
▼ ほとんどの人間は作られたもの、あるいは夢世界に寄宿してるだけの
ちっぽけな存在なのか、夢が世界の代替になるくらい広がったものなのか。
▽ う〜ん、その辺の解釈は、
心理学か中国古典(老荘)あたりが参考になる…かも。
www.asahi-net.or.jp/~hx3m-iskw/basyo1.html
http://www.google.co.jp/...(荘周夢為胡蝶)
▽ いや関係者の方々が出てきてるんだから、心理学とか老荘の問題じゃないだろ
▽ んー、考え方の問題ですよん。
その関係者が、物理的にどうやってもうひとつの世界を構築したのか、
その手段の理論のひとつになりえるかなと…。
非科学的側面(精神論)から考えた場合ですけどね。
▽ それはだから主体が客体をどう認識するかって問題じゃねえの?
▽ むー、どう説明したらいいんでしょう…。
物理的側面からの例えではない…と言えばいいのかな…。
▽ ゲーム内の事物(人物とか)を例に挙げて、それぞれの考え方だとこうなる……
みたいに具体例を説明するとよろし
▽ んーと、憶測なのでそういうのは無いです。
“世界”を説明するための因子のひとつになりえるかな…と思ってのレスなので。
考え方のひとつですね。
元々は>726の後半に掛かってます。
▽ 全ては我が戯言なり?
▽ まあ、そう思ってもらってもいいですよん。
▼ 前にも書きましたけど、私はみんなが同じ夢を見ていて、
その夢を共有(睦月含む)してると思ってます。
そして、本来の居場所を追い出された睦月の自意識の保存場所として、
美也子が月の世界を作ったのかと…。
リアル睦月が寝てる装置は、レム睡眠維持&(能力の)増幅装置なのかな…?
外部からの刺激に人の夢が左右されやすいのは事実なので、
冬木達はそれを発展させて、眠っている睦月に何らかの電気的刺激を与える事より、
世界をコントロールしてるのかも。
▼ kyoto.cool.ne.jp/pensiero/thing/act/020623sato1.html
最初はぜんぜん関係ないサイトだと思いましたが…。
書いてある事にちょっと惹かれました。(認識論とか)
▼ 老壮思想のリンク先見て思い出しのだけど、ペルソナもこーゆーの扱ってたっけ。
Be Your True Mindとかなんとか。
▽ 何か心に引っかかると思ったら(・∀・)ソレダ!!
睦月と園村の設定とか街に闇の壁が出来ていたり似てるような気がする。
◇なぜ突然世界は崩壊したのか?
▼ 綾が母親の死をきっかけに覚醒して、それぞれの世界の均衡が崩れたとか。
▼ 綾の世界(月の世界)にとっては、睦月(美也子の干渉)が崩壊原因であり、
主人公の世界にとっては、(本来別世界の住人である)綾が崩壊原因だったのかも。
◇崩壊した世界をどうやって再構築したのか?
◇侵食されかけた世界を冬木は泉美に対してリセットするとか言ってたけど
どうしてそんなことができるのか
◇主人公の世界と、睦月の夢の世界と、綾の世界との関係はどこにあるのか?
▼ 冬木達の技術の限界から、世界に歪みが生まれて
綾や主人公だけ記憶の食い違いという形でその歪みを認識
する。作られた世界を否定して、元の日常にこだわる綾の
意識が世界を元の形(滅びた世界)に戻そうとする。
作られた世界を否定した綾は結局隔離された世界(睦月の夢)
に取り残され、元の世界(滅びた世界)を求めて彷徨う。
と、妄想。
▼ どちらかというと睦月がいるエリアに綾が紛れ込んでいる?
というか崩壊から主人公達の世界を包み込むように隔てている
のが睦月の精神世界で、その外郭が綻びたり内側に生きる住人
達が抜け出さないように願うのが睦月で監視するのが冬木たち
ってイメージ?
んで綾はその中でもとりわけ強い思念の持ち主で上記の綻びを
抜けだし世界の外郭に住みつき、なおも綻びを拡大させようと
していたが、何等かの理由で冬木たちには綾を探知出来ないで
いた。
或いは、綾という存在はあの世界に疑念を抱く意識の集合体で
常に発生し続けているもので、疑念を持ったか持つような個体
は綾という存在に近付いてしまう。だから綾を1人で行かせた
主人公はあの世界を受け入れたってことなのかな。
という考えはあり?
▽ 綾の母親が死んだ云々の記憶は、植えつけられたものじゃなくて
真実と考えてよいかな。で、生き返ったのが一種のバグで、そのバグに
気づいてしまった綾が764の言うように綻びを抜け出したと・・・
この場合綾の家族はどこに行ったんだろう。主人公の世界で暮らしてる?
▽ あちらの世界に関しては、睦月が先か、綾が先かで大分見解が変わりそうですね。
強い思念説の方は、綾はこちらの世界の“人間”であり、
冬木達が“扉”を締める時に、綾がたまたま入り込んでしまった…ってことでしょうか?
疑念説の方は、あちらの世界の産物(悪く言えばバグ?)って感じですか…。
それならヘジホーグが綾を嫌っているのもつじつまが合いますね。
◇結構長く感じるけど、綾と本格的に出会ってから、1日とちょっとしかたってない?
▼ あっちの世界じゃ眠くもならないんだっけ?
だとしたら何日もぶっ続けで歩いていたという可能性も。
▽ でも家に帰った綾は疲れを理由に眠ったね。
精神衛生上の問題か?
▽ 肉体的には平気でも、精神は普通に疲れを感じるってことかね。
そういえば地下鉄でも綾は寝てたしな。
それなら丸ルートの綾が精神的にまいって
あんな風に変貌したって説も頷ける話か?
▽ 必要は無いが、自分以外の人間を見つけて安心したってことではないかと。
張り詰めていたものが緩和され、より「人間的」な状態に戻った、と。
▽ んー、でもなー、そういうレベルじゃなかったと思うし、
しっかりした意志も感じたんだけどなあ<丸ルートの綾
▽ 食事の所でもあったけど、腹が減らなくても食事は取ってしまうなんて描写。
もしかすると基本的な生活スタイルだから、たとえ眠くなくてもそうしてしまうとかね。
▼ 昼と夜が動かない=時間が停止した世界
リアル睦月の時間が止まってるなら、これで正解なのか。
▼ ちなみに睦月が19歳になってどう成長したのか気になるな。
性格とか容姿のあんなとことかあんなとことかあんな……
あの世界はサザエさんみたいに皆歳を取らないとか、某ティフルドリーマー
のように同じ月日を繰り返しているとか言わないで〜
▽ 成長しないという考え方も有力かと
床屋も美容院もない世界で睦月のショートカットは整いすぎてる
髪が伸びない→成長しない。・・・無理があるか・・・
▽ 主人公と出会ってる睦月は精神体みたいなもんだと思うから歳は取らないかも…
▽ 本体は剃ってたもんね・・・(´Д⊂)
▽ 精神体(魂)は歳を取らなくても再構築時に設定し直すということも
あり得るんじゃないの?
冬木の口振りは、同様の世界に再構築される保証はないけど絶対に
無いとも言えないって感じで、また睦月は主人公と何処かで会った
ような素振りを見せていることだけじゃ、精神体そのものは不変な
だけなのか、具現時の設定も変えてくるかは判断し難いな。
まあ、そこら辺は自由に解釈していいんだろうけど。
◇影が逃げるのは何故?
▼ そもそもが幻影の世界だから、太陽と影に因果関係が無いってこった
影さえも睦月の夢の作り物だから、離れるようなこともありえてしまう、のでは
▽ う〜ん、異質さを強調するための単なる演出のひとつだったんですかね…?
▼ 影に関しては、単純に主人公の普段の生活している流れとは別のラインが具現化したってことでは。
影の世界と、現実の世界で、異なる行動を取り始めた。その境目。
玉がカラオケ行ってないのに行ったことになってるあたりとかは、このスレの誰かが言ってたように、
カウンセラーとかがバグチェック機構となっているが、チェックしそこねると、あんなふうになると。
◇丸シナリオの綾が戦闘してるシーンて、何処なんだ?
▼ やっぱあの街(月光の街)なんでわ。綾がパンドラ中枢まで乗り込んで来た為
睦月の眠りが乱れてあんなサイケな雰囲気になったとか。
◇主人公=パンドラだとしたら夫役は誰だ?
▼ パンドラと言ったら絶世の美女でとある男をたぶらかすんだっけ
この場合たぶらかされた男は綾ってところか
◇なぜ無人の街を往復できる人間が複数いるのか?
◇誰のどの記憶がホンモノなのか?
◇ふと思ったが満月の街は睦月の作った世界で
昼間の街は綾の作った世界なのか?
▼ 地下鉄の描写といい満月の世界も綾に関係してるぽ
睦月と綾は何らかの形でリンクしてるんだろね
▽ 私も何者かが綾のために街を動かしているのではなく、
綾自身の意思(認識)の力が街を動かしてるのかな…と考えた事がありましたが、
そうだとすると、綾が眠った時に街が消失する事に…。
静(器/街の原型)の部分は睦月だけど、動の部分だけは綾と考えればいいのかな?
▽ 綾自体が何なのかわかんないからねー
▽ 睦月の”外に出たい気持ち”が形を持ったモノ、とか言ってみる。
▽ それいいかも。
■▲▼ パンドラ計画に関して
◇冬木達が創造した“街”について
◇役所の職員がゴーグルを着用しているのは何故?
◇仮に街の住人が創られたものだとすれば、玉城一族の設定って
お役所の手抜き!?
▼ ハルさんのアレもお役所公認です
▼ 街とその住人をランダムエディットしてるとすれば
冬木たちは一体何を維持しようとしてるんだという
疑問はあるが。
それとも心みたいな個人データは固定なのかにゃ?
▽ ゲームみたいに、「キャラ設定は一緒だが、分岐によってイベントが変わる」
っていう世界なんでないかと。
その分岐を通常ではありえない突飛な方向に発生させないことが仕事っぽ。
▽ ということは
「パンドラ計画はNECインターチャネルなる組織(妖精)が
和辻綾なるキャラを使っていわゆるギャルゲーマーが望む世界観
とシチュエーションを崩壊の危機に陥れようとした」
と解釈することも出来るタルか?
▼ 人間性という抽象的な概念というか本質を保存してあって、それから
肉体を持った「生身の人間」は世界をリセットして何度でも作りなおせる。
ただ実際にどういう「生身の人間」が生成されるかは世界を作ってみないと
わからない、という感じなのかな。
テンプレート(概念)から実際に使用するファイル(生身)を作るみたいな感じか?
▽ 睦月がどう認識するか(世界を作るか)で変わってくるって事…?
きちんと認識されてないと、人間の場合は泉美シナリオの警官のようになりそう。
▼ ティルナノーグ・・・違うか
▽ クトゥルーだけじゃなくてケルトまで…。
まあ、ああいうジェネレーターがシステム化されてるのなら、
いくらでも世界が作れそうですね…。
◇そーいや綾を1人でいかせた場合
冬木の後ろにブタ君みたいなゴーグルを着用した職員がずら〜っと
並んでたのが不気味だったけど、あれは何の意味があったんだろ?
▼ 普通の人間が、綾を直接見るとあぼ〜ん…とは思いたくないですけど…。
綾の目(>>585&>>622)か何かに何らかの力があって、
特定の人間(主人公とか泉美とか)しか見れないのかな…?
▼ あれが情報端末なんじゃなかったっけ。
あの眼鏡の内側がディスプレイになってて。
丸ルートでそんなこと言ってたような気がする。
▽ あの眼鏡を見てると紅い眼鏡を思い出すな。
▽ あの宇宙服はプロテクトギアですね
■▲▼ 謎自体に関して
◇謎自体に関して
◇謎自体に関して
▼ ああ、今終わった、エヴァと思ったらエンデだったのかと
モモとかダークシティのようなダークファンタジーだったんだな
ここで結末が曖昧と書いてるのがけっこういるけど
ヨーロッパのダーク系はこんな感じだよ
▽ 謎を解明する物語じゃなく、おぼろげな輪郭に触れる感じの物語だよね。
俺は読後感はレムに近いと思ったよ。
そのレムの「捜査」(ハヤカワ文庫)の訳者あとがき
―人間の理性では理解できない現象に、人がどう対処するのか、
そして結局はどんな解釈をあたえてみてもそれを説明できないことがあるのを
レムは言おうとしている。だが、日常的にはそれが何らかの形で
処理されているのが現実である。
▼ 綾シナリオは単なるボーイミーツガール物として、深く考えずにやると
消化不良感が少なくて良いかと。
▼ むー、意外と「消化不良」「説明不足」ととる人もいるのだな。
推理小説的な「謎を解明すること」=「解決」の物語じゃないから、
その辺は気にならなかったのだけど。
主眼はあくまで、謎との対峙を通しての自己の存在や世界の再認識、
んで、「おまいはどうすんのよ」って点に置かれてるかと。
その点でヒロイン3人のスタンスの色分けは明確だし、
主人公はそれぞれ自分の拠り所を見つけるわけだから、
制作サイドはちゃんと消化した上でやってると思う。
謎の解明に繋がる重要な情報は、
意図的に詩的なイメージに変換して断片的にちりばめてある感じ。
最終的な解釈や判断はプレイヤーに委ねてあるのだろうな。
この物語がそうであるように。
▼ 今日サントラ聴いていて思い出したのだが、BGMや、綾(睦月?)の
世界の雰囲気は、昔見た「銀河鉄道の夜」のアニメ(猫のやつ)に似ていると感じた。
あれも特に多くを語らず、雰囲気で楽しませてくれたものだったから
インタールードもこれで良いかと思い直すようになった。
▼ 老壮思想のリンク先見て思い出しのだけど、ペルソナもこーゆーの扱ってたっけ。
Be Your True Mindとかなんとか。
▽ 何か心に引っかかると思ったら(・∀・)ソレダ!!
睦月と園村の設定とか街に闇の壁が出来ていたり似てるような気がする。
▽ なーんか、小難しくなってきたぞ〜。
ってか、原案なりライターは、そこまで考えて作ってたんじゃろか?
それとも、今時のゲーマーは、これくらい常識って感じなん?
▽ ややこしく考える奴は考える奴として、考えない場合は普通に楽しめば良いのではないかと。
で、普通に楽しむ部分で説明が不足してるから、シナリオが叩かれてた、と。
邪推大好きッ娘の漏れとかは、作品に対する検証自体を楽しんでる。
もっとも、こんな邪推の楽しめるゲームはめったに無いが…
ライターのオナニー単語が並ぶだけで、邪推の余地も無いゲームも多いからねぇ。
▽ エリシュオンなんかけっこーいろんなちしきいぱーいつかてた。
どきゅめんとふぁいる見たけどさぱーりわかなかったよ。
▽ ある意味、自由度が高いのか?w
▽ 個人的には色々気になるが、おつむがついて行かないというか(w
こういう時に学の無いやつはつらいなぁ。
▽ 私も哲学はあまり詳しくない…と言うかほとんど知らないです。
>>819の論文、1ページ目は何を言ってるのかよく分かってなかったり…。
ただ、2ページ目の「認識論」や「解釈学」のところが、
冬木やカウンセラーが言ってたことと符合するので、
世界の捉え方の指針のひとつになるかなぁ…と思いました。
老荘(夢)も世界の考え方・捉え方のひとつになりえるかと思ってたんですが、
認識論とかの方が正解に近いのかも…。